持田製薬は、2018~20年の3カ年中期経営計画を策定した。薬価改定への影響に加え、自社ポートフォリオ再構築が途上にあること、研究開発費が高水準にとどまることから、18年を業績の底にそれ以降回復すると想定し、20年に売上高1030億円、営業利益85億円、研究開発費100億円との目標を掲げた。
医薬事業では、従来の循環器、産婦人科、皮膚科、精神科に加え、潰瘍性大腸炎治療剤「リアルダ」、慢性便秘症治療剤「グーフィス」などの消化器領域を新たな重点領域と位置づけ、新薬上市を目指す。次世代の事業の柱を構築に当たって、オープンイノベーションの推進を通じた早期開発候補品の導入など、開発パイプラインの充実を図る。
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