19日に第215回研究会 医療・医薬品情報研究会

2018年4月6日 (金)

 人口構造・疾病構造・疾病の概念が変わり社会の様相が一変している。超高齢社会は生活習慣病が大きなテーマとなっている。中でも認知症の高齢者は2012年の約460万人から2025年には約700万人に増えると予測されている。高齢で認知症を患っていると退院して間もなく同じ病気やケガで再入院するリスクが約1.5倍に高まるとの調査結果もある。入院による身体機能の低下や退院後の服薬の難しさが原因とみられえる。再入院を減少できれば医療現場の業務を減らし医療費を抑えることも可能、社会全体で意識を変えることが求められている。一方、認知症の社会的費用(医療費・介護費・インフォーマルコスト)は年間約14.5兆円と試算されている(慶応大学医学部資料)。インフォーマルコストとは家族等介護者が無償で実施するケアで要介護者1人あたりインフォーマルケア時間は約25時間/週、インフォーマルコストは約380万円/年に及ぶと推定されている。65才以上の4人に1人が認知症の可能性があるといわれるが、スタッフの負担増による離職率の増大・向精神薬処方増などの問題も抱えている。

 高齢化の進展と同時に大きな社会的テーマでもある認知症、新薬の開発も急ピッチで進められているが、今回の研究会では認知症患者に優しさを伝える新技術“ユマニチュードを学び認知症患者の尊厳に迫ってみたい。この魔法の様な新技法“ユマニチュード”はフランスのイブ・ジネストが考案しフランスでは35年前から導入されている手法で、頑なな認知症患者に優しさを伝える技術である。昨年の日本薬剤師会学術大会に発案者のイブ・ジネスト氏が特別講演をしている。その際、座長を務めたのが今回研究会の講師である東京理科大学薬学部の後藤教授である。内容は認知症患者にたいして[1]見つめること、[2]触れること、[3]話しかけること、[4]立つこと、を基本として人間の存在(尊厳)を主眼とした手法である。NHKスペシャルでも放送され高い関心が示されているユマニチュード、後藤教授から映像とともに内容を紹介していただく。皆様のご参加をお待ちしています。

日時

平成30年4月19日(木)
・14:30~15:00 平成30年度総会
・15:00~17:00 研究会

会場

薬学ゼミナール「お茶の水教室」3階
東京都千代田区神田駿河台2-1-14(地図参照

演題

「魔法のような新技法”ユマニチュード“(仮題)」

講師

後藤 恵子氏(東京理科大学薬学部教授)

参加費

会員(無料)、非会員:当日参加(3,000円)、学生:無料
*出欠連絡:(n_mizuno@ivory.plala.or.jp
・会員の代理参加が出来ますのでご利用ください。
*当日の連絡先:水野(090-1813-7067)田中(090-2417-0816)

次回のご案内

平成30年5月17日(木)15:00~17:00
*テーマ:「「地域医療想と医療機関経営(仮題)」」
*講師:尾形 裕也氏(東京大学政策ビジョン研究センター特任教授)

主催

医療・医薬品情報研究会




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