あすか製薬は16日、アラブ首長国連邦(UAE)の医薬品製造販売会社「ネオファーマ」の子会社「オムニケア・ドラッグス・インディア」と、インドに医薬品製造を目的とした合弁会社を設立すると発表した。設立時期は5月をメドとしている。高品質な医薬品を低コストで製造するグローバル生産拠点の設置に向け、インドで医薬品工場を建設し、2020年に稼働予定だ。製造予定品目や設備投資総額等は現時点で検討中としており、今後の事業について両社で今後詰める方向。
新会社はインドのアーンドラ・プラデーシュ州を本拠とし、資本金は1250万ドル。オムニケアが70%、あすかが30%の出資比率で設立する。ネオファーマは、1999年にUAEで設立された非上場企業で、50以上の国で販売展開する中東・北アフリカ地域では最大の医薬品製造販売会社の一つ。新興国に強いのが特徴。
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