[メディカル版]X線CT装置など発売 東芝メディカルシステムズ

2008年04月18日 (金)

 東芝メディカルシステムズは今月から、臓器と血流の状態を同時に把握できるX線CT装置「アクイリオン・ワン」と、直接変換形X線平面検出器(FDP)を搭載したデジタルマンモグラフィ装置「MGU-1000D形マンモレックス・ペルル・デジタル」の販売を始めた。

 アクイリオンは、脳や心臓、肝臓、膵臓などの臓器全体を1回で捉えられることに加え、連続して撮影することで血流状態や関節部の動態など、4次元の情報を収集することが可能。そのため、臓器の形態と動態診断に必要なデータを広範囲に短時間で収集することができる。撮影時間も最短0.35秒と早く、冠動脈CT検査では従来に比べ被曝量が1/4にまで低減される。価格は約4億円。2008年度中に全世界で200台の販売を目指す。

 また、マンモレックスは日本人の女性の体格に合わせたFDPを搭載し、乳癌によって発生する微細石灰化病変に対して高い検出能を発揮する。価格は、約3000万円。08年度中に日本で70台の販売を目指す。



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