日本薬剤師会が23、24の両日、都内で開いた定時総会では、各地の病院で相次いでいる敷地内薬局誘致への日薬の対応に関する質問が相次いだ。
柏原宏暢代議員(石川県)は、「敷地内薬局が、われわれの職能を否定することにつながるのではないかとの危機感を持っている」とし、日本病院薬剤師会と連携して「どう働きかけを行うのか」と質した。
また、病院薬剤師業務のアウトソーシングにつながることが懸念されており、病院薬剤師の藤井憲一郎代議員(熊本県)は、「私たちのメイン業務は病棟業務だが、これがアウトソーシングされてしまうと、どうしたら良いか分からない」とし、日薬としての実態把握と問題解決を求めた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。