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【IQVIAサービシーズジャパン】CROが被験者募集戦略‐ビッグデータ活用で成果

2018年07月05日 (木)

治験デザインのコンサルも

左から品川氏、荻野氏

左から品川氏、荻野氏

 IQVIAサービシーズジャパンは、医薬品の流通データや患者分布データを分析することで、治験実施計画(プロトコル)に最適な実施医療機関を絞り込む「次世代型の臨床開発アプローチ」を通じて、早期の被験者組み入れを図り、臨床開発のスピードアップを後押しする。ビッグデータを基盤に、治験の入り口となる医療機関選定や被験者募集戦略を支援し、治験の推進とコストの抑制へとつなげる。海外では乳癌を対象とした国際共同治験で、医療機関決定までの期間を25%短縮したケースもあり、日本でも同等の成果を示したい考え。将来的にはビッグデータから最適なプロトコルを検討するコンサルティングサービスも視野に入れる。

 治験をめぐっては、プロトコルが複雑化し、医療機関の選定が難しくなっている。臨床試験コスト全体の10%は、治験に参加した医療機関が契約した症例数を集積できず、試験途中で施設を再選定したことでかかる費用であり、コスト高や開発期間の長期化へとつながる要因となっている。同社では、ビッグデータから治験の対象疾患となる患者や専門医を地図上で施設ごとに分布させるインフラを構築し、精度の高い医療機関選定に取り組んでいる。


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