日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は12日、協会内の内部組織である戦略会議(副会長、組織委員長、執行委員長で構成)を開催し、次期事務総長候補者の今西信幸氏を満場一致で決定した。その後、青木桂生会長からの受諾の打診を得て、今西氏の事務総長就任が決まった。今西氏は現在、一般財団法人日本ヘルスケア協会の会長も務めており、これまで東京薬科大学の理事長も務めるなど、薬業界と密接に関わってきた。
今回の戦略会議は、先月末に宗像守事務総長が急逝したことを受けての開催。JACDSでは「今西氏は、このたびのドラッグストア業界にとって大変残念な出来事を乗り越えて、故宗像氏の目指した予防・治療・介護を1カ所で行う“街の健康ハブステーション構想”や“ドラッグストア業界10兆円産業化”を実現すべく、この大任を引き受けられた」とし、「今後も執行部一同が宗像事務総長の遺志を引き継ぎ、力を合わせてこの緊急事態に対処していく所存」としている。
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