厚生労働省は7月30日に開いた「データヘルス改革推進本部」で、健康・医療・介護データを連結したデータプラットフォームについて、2020年度の本格稼働後に提供予定のサービス内容とその実現のために実施すべきことなどを明記した工程表を公表した。8分野でのサービス提供を予定しており、「健康医療記録共有」では、複数の薬局・医療機関で服薬情報や診療情報を共有して無駄な投薬の削減につなげることを目指し、今年度はセキュリティに関する技術的調査などを進める考えだ。
工程表では、提供予定のサービスとして▽保健医療記録共有▽救急時医療情報共有▽PHR・健康スコアリング▽乳幼児期・学童期の健康情報▽データヘルス分析▽科学的介護データ共有▽がんゲノム▽人工知能(AI)――の8項目を示し、サービス提供に向けて行うべきことと、その実施時期を明記している。
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