インテージグループのアンテリオ(東京千代田区)は、全国のOTC医薬品販売動向調査データを基に、2018年6月度の「OTC医薬品薬効別ランキング」を発表した。6月のOTC関連市場は914億円で、5月に比べ22億円の減少となったが、前年6月との比較では100.8%と堅調に推移した。夏の汗かぶれや黒ずみ対策の皮膚用薬が好調だった反面、水虫治療薬が伸び悩んだ。
調査は、同社のSDI(全国一般用医薬品パネル調査)に基づくもの。OTC医薬品を販売している全国のドラッグストア、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター、ディスカウントストアを対象にPOSデータをオンライン収集した。調査店舗数は3245店舗で、対象カテゴリーは医薬品と医薬部外品(バーコードが付与されている商品のみ)で、各店舗におけるバーコード別の販売年月日、販売個数・金額などを調査した。
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