ノバルティスファーマは、持続性ソマトスタチンアナログ製剤「シグニフォーLAR筋注用セット」(一般名:パシレオチドパモ酸塩)について、3月に追加承認を取得したクッシング病の適応で用いる際の新規格として、10mgと30mgの製剤を新発売した。
同剤は、2016年9月に先端巨大症、下垂体性巨人症の適応で、20mg・40mg・60mgの承認を取得した。新適応症のクッシング病の治療では、開始用量が10mgであり、細かい用量調整を必要とすることから、今回新たな用量規格として10mg・30mgの追加承認を取得し、販売を開始した。