厚生労働省は9月28日、昨年9月末時点の医療用医薬品のバーコード表示や利用状況を把握するために行った「医療用医薬品における情報化進捗状況調査」の結果を公表した。前年度と同様に、表示が義務づけられている項目の調剤包装単位、販売包装単位、元梱包装単位の全ての包装単位で100%の表示率だった。2021年4月以降の出荷分から表示が義務づけられる販売包装単位と元梱包装単位の内用薬、外用薬、注射薬のバーコードの表示割合は前年度よりも上昇しており、表示義務化に向けた準備を進めている製造販売業者が増加していることがうかがえた。
今回の調査は、医療用医薬品の製造販売業者231社を対象に実施され、17年9月末時点の新バーコードの表示割合などをまとめている。
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