
厚生労働省は9月27日、血液製剤の安全性向上と安定供給の確保策を盛り込んだ血液法基本方針の改正案を、薬事・食品衛生審議会薬事分科会に示し、了承された。血液法の見直し議論と並行する形で行われる5年ぶりの改正で、血漿分画製剤の製造販売業者に未利用の中間原料を有効活用することやコンプライアンス体制の強化などを新たに求めている。年内をメドに告示する予定。
血液法の基本方針は5年ごとに見直しを行っており、今年4~9月にかけて血液事業部会と同部会運営委員会で具体的内容を議論し、パブリックコメントを募集していた。
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