ソニーの電子お薬手帳サービス「harmo(ハルモ)」は、患者が専用カード、スマホアプリを携帯することで自身や家族の服薬情報を一元管理でき、さらに医療提供者側とも情報を共有することができるPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)型の医療情報連携システムとして注目されており、「harmo」の利用実績は全国47都道府県に広がっている。このほど「認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML(コムル)」(以下、COML)と協力し、患者の健康をサポートする情報の配信を開始した。
COMLの日常の活動の柱は電話相談であり、山口育子代表が「患者が不満や悩み、不信感を抱く原因の多くは医療者とのコミュニケーションギャップであることを痛感させられる」とするなど、これまで患者・医療者双方のコミュニケーション能力を高める活動にも取り組んできた。
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