薬局が持つ調剤関連ビッグデータを解析することで、様々な知見を得られるようになる――。日本調剤の三津原庸介専務取締役はこのほど京都市で開かれた日本臨床疫学会年次学術大会における講演で、強調した。その具体的な事例として、経口糖尿病治療薬であるDPP-4阻害薬の服薬継続率を解析した結果を報告。継続処方群の方が新規処方群より、継続率が約30%高かった。
DPP-4阻害薬の連日製剤の服薬を既に始めている患者1万1689人と、新規に連日製剤の服薬を始めた患者2298人の継続率を解析した。
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