厚生労働省は、2024年薬剤師統計の概況を公表し、全国の薬剤師数は22年の前回調査から1.7%増の32万9045人で過去最多となった。薬局薬剤師数は前回調査の伸び率を上回る3.5%増で19万7437人となり、医療施設の薬剤師数も1.3%増加。他方で、医薬品関係企業に勤務する薬剤師数は前回の減少率を超える7.8%減で、減少傾向が続く状況にあることが分かった。
統計は薬剤師法に基づき、2年に1度届け出られた薬剤師の各届出票を集計したもの。
24年12月31日現在の全国の薬剤師数は32万9045人で、前回から5355人(1.7%)増加。男女別では、女性が4472人(2.2%)増加した20万3979人で、構成比は62.0%と前回より0.4ポイント増加した。人口10万人当たりの薬剤師数は265.8人で、前回より6.7人増加した。
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