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【文科省】トライアル実習、連携体制構築‐大学や施設間、取り組みに差

2018年10月22日 (月)

来年2月の本実施に課題

 文部科学省は19日の「薬学実務実習に関する連絡会議」に、来年2月からスタートする改訂モデル・コアカリキュラムに準拠した実務実習を想定したトライアルの取り組み状況に関するアンケート調査結果を提示した。第I期に病院実習を行った大学のうち、全学生にトライアルを実施した大学が36%にとどまっていたほか、新たな実習で必須となっている「大学・病院・薬局の三者による連携体制構築」を行っていた大学も半数程度で、大学や地区調整機構、施設によって取り組みにバラツキがあることが分かった。

 アンケート調査は、74学部を対象に行った。第I期に病院実習を行った大学のうち、全学生にトライアルを実施した大学は36%(25学部)で、「一部の学生」に実施した大学は46%(32学部)だった。「一部」の中には、8割以上の学生にトライアルを実施した大学がある一方で、1~2人のみの大学もあり、「かなり差がある」(文科省)ことが明らかになった。


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