11月15日に第222回研究会 医療・医薬品情報研究会

2018年11月02日 (金)

紅葉が美しい季節となりましたが今年も残りわずかとなってまいりました。真っ青な青空と紅葉は心を和ませてくれますが、私たちを取り巻く環境は閉塞感に包まれているのではないでしょうか。人口構造・疾病構造・疾病の概念の変化は超高齢化社会での大きなテーマとなっています。敬老の日に発表された65歳以上日本の高齢者の推計人口は28.1%と過去最高を更新。国連の調査によると日本の高齢者の割合は世界一で2位のイタリアを5ポイント上回っています。

国は超高齢化社会や医療費増大を解決する方策として「内閣官房健康・医療戦略」を閣議決定(2015年)、健康医療戦略推進法では「世界最高水準の医療の提供に資する研究開発等により健康寿命を延伸、健康長寿社会の形成に資すること(第1条)」と明記。健康・医療戦略室では再生医療実現プロジェクト・疾病克服に向けたゲノム医療実現プロジェクトなどが展開されているのです。高齢者が寝たきりで過ごすことなく最後まで健康で過ごせる“健康寿命の延伸”が方針のひとつです。そこで重要になってくるのが、セルフケア・セルフメディケーションなのです。自分の健康を自分で守る、そのためには消費者が自分の目で確かめ、自分の体に合ったものを選べるようにするため、再生医療や遺伝子治療といった最先端技術の実用化をどうすべきか、健康食品やヘルスケア用品の機能性表示に関する改革などを提言しているのです。

今回の研究会で講演していただく森下先生は戦略室戦略参与として戦略的なアドバイスをされていますが変革の時代に求まられる能力は?乞うご期待!!皆様の参加をお待ちしています。

日時

平成30年11月15日(木)15:00~17:00

会場

薬学ゼミナール「お茶の水教室」3階
東京都千代田区神田駿河台2-1-14(地図参照

演題

「セルフメディケーション推進における薬局・薬剤師の役割」

講師

森下 竜一氏(大阪大学医学系研究科教授)
・内閣府 規制改革推進会議委員
・内閣官房「健康・医療戦略室」戦略参与

参加費

会員(無料)、非会員:当日参加(3,000円)、学生:無料

*出欠連絡:(n_mizuno@ivory.plala.or.jp)まで!
・会員の代理参加が出来ますのでご利用ください。
*当日の連絡先:水野(090-1813-7067)田中(090-2417-0816)

次回のご案内

平成30年12月20日(木)15:00~17:00
*テーマ:「地域包括ケアの目指すもの~地域生活の継続~」
*講師:木村 隆次氏((社)日本地域共生社会推進機構理事長)

主催

医療・医薬品情報研究会



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