厚生労働省は20日付で、新薬12成分20品目を薬価基準に収載する。内訳は、内用薬が7成分12品目、注射薬が4成分7品目、外用薬が1成分1品目。アステラス製薬の急性骨髄性白血病治療薬「ゾスパタ」には5%の有用性加算IIと10%の先駆け審査指定制度加算を適用した。また、アッヴィ合同会社のC型肝炎治療薬「マヴィレット配合錠」に、薬価制度の抜本改革で導入された「市場拡大再算定の特例」が適用され、薬価が25%引き下げられることになった。14日の中央社会保険医療協議会総会で了承された。
▽モビコール配合内用剤(EAファーマ):有効成分のマクロゴール4000と塩化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、塩化カリウムを配合した慢性便秘症治療薬。同社の「グーフィス錠」を比較薬とし、類似薬効比較方式Iにより算定。5%の小児加算を付けた。
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