日本医師会は15日、東京都など5都県を中心に流行が続いている風疹について、患者の大半を占める30~50代男性など、過去にワクチン接種機会が限定されてきた人に早急に予防接種を実施できるよう対策を求める要望書を、厚生労働省の宇都宮啓健康局長に手渡した。
風疹をめぐっては、東京都や千葉県など5都県を中心に患者数が増加し続けている。国立感染症研究所の報告によると、今月7日時点で全国で1884人が感染し、男性1539人、女性345人と、男性が女性の4.5倍多い。男性患者では特に30~40代が多い。
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