大阪府薬剤師会は12日の定例記者会見で、来年2月25日からスタートする改訂薬学教育モデル・コアカリキュラムに対応した認定実務実習指導薬剤師数が、2017年度と18年度に実施した指導薬剤師養成アドバンストワークショップ参加者を含め約800人に及ぶことを報告。大阪府薬として来年以降の実務実習を滞りなく行える体制が整ったと説明した。一方、実務実習における実習施設のグループ化を進めているが「実習生を受け入れる基幹病院がない地域薬剤師会もあり苦労している」(藤垣哲彦会長)との見解も示した。
また、昨年度に引き続き実施している在宅医療に取り組む薬局の薬剤師を対象として患者宅への同行訪問による研修(薬局・薬剤師訪問薬剤管理研修事業)については、昨年度は同行薬剤師数が85人だったが、今年度は200人を目標に取り組んでいくと説明。「知らない人(薬剤師)を在宅に連れて行くという難しさもあるが、最終的には目標に近い数値に持っていきたい」(藤垣氏)とした。
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