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主要医薬品卸の19年3月期中間決算‐従来ビジネスモデルからの転換が急務

2018年11月22日 (木)

 医薬品流通業界は、制度や市場環境の大きな転換期を迎えている。以前のような量による収益が見込めなくなっており、医薬品卸各社は従来ビジネスモデルからの転換を急いでいる。この動きは、販売を中核業務としてきたMSの役割にも影響を及ぼしている。ここでは上半期の業績を示す。

メディパルホールディングス

 連結売上総利益は1147億円(対売上高比7.25%)、販管費916億円(5.79%)、営業利益率は1.46%である。

 ▽医療用医薬品等卸売事業(メディセオ事業)の売上高は1兆0303億円、売上総利益696億円(6.76%)、販管費613億円(5.95%)、営業利益83億円(0.81%)、経常利益131億円(1.27%)、▽化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業(PALTAC事業)の売上高は5218億円、売上総利益406億円(7.79%)、販管費269億円(5.16%)、営業利益137億円(2.63%)、経常利益150億円(2.88%)となった。


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