日本学校薬剤師会元会長で、日本薬剤師会元理事の田中俊昭氏が11月29日、死去した。73歳。通夜は2日午後6時から、葬儀は3日午前11時から、東京都豊島区の瑞鳳山祥雲寺で執り行われる。喪主は妻の公子さん。
田中氏は1968年に東京薬科大学卒業、水野調剤薬局(東京都文京区)、松長薬局(豊島区)に勤務、89年に同代表取締役に就任。公的には2006年から東京都薬剤師会理事、08年から日薬理事と日学薬会長に就任、いずれも12年6月まで務めた。東京都知事表彰、文部科学大臣表彰のほか、12年には藍綬褒章を受章している。なお、日学薬は12年6月、田中氏を最後の会長に73年間に渡る歴史を閉じ、日薬学校薬剤師部会へと移行した。