
掬川正純氏
ライオンは、2020年までの中期経営計画「LIVE計画」(LION Value Evolution Plan)および今年策定した2030年に向けた経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」の達成を目指しているが、これら経営目標の実現を着実なものとするため、新事業年度となる来年1月1日から、新たな経営体制に移行する。新社長には代表取締役専務執行役員の掬川(きくかわ)正純氏(写真)が就任し、最高執行責任者として業務執行全般を統括。代表取締役社長執行役員の濱逸夫氏は会長に就任し、最高経営責任者としてグループ全体の経営戦略を統括する。
掬川新社長は1984年3月に東京大学農学部林産学科を卒業、同4月にライオン入社、12年1月に執行役員ヘルス&ホームケア事業本部長に就任後、同3月取締役執行役員、16年3月常務取締役執行役員、17年3月取締役常務執行役員などを経て、今年3月から代表取締役専務執行役員(企業倫理担当、ウェルネス・ダイレクト事業本部分担、国際事業本部分担、化学品事業全般担当)に就任し、現在に至る。