明治グループでワクチンや血漿分画製剤に関する事業を手がける「KMバイオロジクス」は、アステラス製薬との販売提携契約が7月末で終了するのに伴い、4月以降にヒト用ワクチンなどをMeiji Seika ファルマ、8月には血漿分画製剤を日本血液製剤機構(JB)に販売移管すると発表した。
Meijiが扱うヒト用ワクチンは、沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ(セービン株)混合ワクチン「ケアトロバック皮下注シリンジ」、乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン「エンセバック皮下注用」など8製品。契約により4月以降、現在販売を行っているアステラスが保有する対象製品の在庫がなくなり次第、順次販売を開始する。情報提供活動は4月からMeijiが行う。
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