◆近年、スマホの所有率は70%を超え、中でも高齢者のスマホ所有率が急増している。こうした中、小田原市とヘルスケア等サービス会社のグッピーズは、20歳以上の市民を対象に4月から3年間、健康管理アプリを活用した実証実験を実施する。同事業は、スマホアプリによる健康増進および健康管理に関する有効性の検証を目的としたものだ
◆神奈川県の西地域に位置する小田原市は、脳血管疾患による死亡率が高いため、「小田原市健康増進計画」の重点的事業の一つに「脳血管疾患予防」を掲げて、高血圧予防のためのプロジェクトを展開している
◆とりわけ減塩・適塩普及の取り組みにより、17年の脳血管疾患死亡率は88.9/人口10万対まで低下し、現在は全国(88.2/人口10万対)とほぼ同水準に達した。その一方で、運動やスポーツを全くしていない人の割合は39.0%と高く、運動不足が懸念される
◆こうした背景を持つ小田原市で、スマホアプリによる健康増進等の有効性が示され、全国に拡大されていくことを期待したい。
スマホアプリで健康増進
2019年02月20日 (水)
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