厚生労働省は1日、塩野義製薬の「バロキサビルマルボキシル」(販売名:ゾフルーザ錠10mg、同20mg、同顆粒2%分包)など抗インフルエンザウイルス剤2品目について、添付文書の「使用上の注意」を改訂するよう製造販売業者に指示した。
バロキサビルマルボキシルでは、「重要な基本的注意」の項に、患者とその家族に対して出血症状が現れた場合に医師に連絡すること、投与数日後にも現れると説明することを追記する。また、「併用注意」を新設し、ワルファリンとの併用によりプロトロンビン時間が延長した報告があることから、併用時は患者の状態に注意すること、「重大な副作用」の項に出血を追記することとした。
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