ロート製薬は、コンタクトレンズ(CL)ユーザーの快適なCL装用に向けて、各種目薬・ケア用品を揃えた「ロートCキューブ」ブランドから、装用時の疲れ・乾き・レンズのはりつき感に対応する新シリーズ「ロートCキューブプレミアム」計3品を新発売した。近年はCLユーザーが着実に増加を見せる中で、「装用時の悩みが以前にも増して深刻化している傾向にあり、対処できる目薬が求められていた」(同社)とし、つらい悩みに応える“プレミアム”な処方の新たなシリーズをラインナップに加えた。
同社は1909(明治42)年に「ロート目薬」を発売して以来、今年が目薬発売110周年に当たる。明治・大正・昭和、そして平成と、時代の移り変わりと共に一般用目薬の果たすべき役割も変化を見せ、近年では長時間のパソコン等の使用によるVDT作業の増加、テクノストレスによる眼精疲労の増加など、目への負担は増え続けていると言っていい。
一方で、人口が減少傾向にある中で、CL装用人口は増加を続けている。とりわけ有職者女性の増加やCL使用歴の長いユーザーが増えたこと、パソコンやスマホの長時間使用、空調による乾燥した室内などの環境要因も相まって、CL装用時の悩みも以前に増して深刻化している傾向にある。
こうしたCL装用中の“つらい”悩みに応えるべく、「ロートCキューブ」の目薬ラインに加わったのが「ロートCキューブプレミアム」シリーズで、CLユーザーの3大悩み(疲れ・乾き・はりつき感)にアプローチする。3アイテム(いずれも第3類医薬品)共に、レンズと結膜・角膜との摩擦(こすれ)に着目し、モイストクッション成分の「ポビドン」を配合している。
「ロートCキューブプレミアムクリア」は、CLなどによる角膜の傷を修復する成分としてビタミンA、ピント調節筋のコリをほぐす成分としてネオスチグミンメチル硫酸塩をW配合した。CL用目薬としては日本初の組み合わせで、CL装用の疲れの根本原因にアプローチする“疲れダメージ修復タイプ”の目薬。
「ロートCキューブプレミアムモイスチャー」は、潤いをとどめるヒプロメロースのほか、涙を保持して角膜を保護する成分としてコンドロイチン硫酸エステルナトリウム、目の栄養成分としてブドウ糖、涙に含まれるミネラル成分の塩化カリウムと塩化ナトリウムを配合し、ドライアイ(目の乾き)に潤いを与える。安定剤としてゴマ油(セサミオイル)も配合した“高保湿タイプ”の目薬。
「ロートCキューブプレミアムフィット」は、ポビドンがレンズの潤いクッションとなり、摩擦(こすれ)によるはりつき感を軽減する。装着液としても使える目薬で、これ一つでコンタクトライフを快適に保つ、日中・夕方の“はりつき感対策タイプ”の目薬。
3アイテムとも容量18mLで、税別希望小売価格750円。
同社では「ロートCキューブ」ブランドの新たなキャラクターに、美しい瞳が印象的な若手女優の吉岡里帆を起用。今後はブランドサイトやTVCM、店頭販促など各種プロモーションを通じて、コンタクトの瞳がより快適になる様子を訴求していく。