在宅介護の広がりも背景に、明治が販売しているとろみ調整食品「明治かんたんトロメイク」は、飲み込む力が弱くなった人に向けて、いつもの食事に混ぜるだけで、誰でも簡単にとろみづけができる商品として支持を得ている。同社はこのほど、日常的な使いやすさを追求するため、これまでの900g入り大袋容器に、新たにボックス容器の「明治かんたんトロメイクらくらくBOX」をラインナップ追加し、利用者の利便性向上への貢献と、市場の活性化を目指した。
「明治かんたんトロメイク」は、溶けやすくダマになりにくいので、家庭で初めて使う人も簡単にとろみづけができる。時間が経ってもとろみの状態が変わらず、食品本来の“味・色・香り”を損ないにくい。加熱不要で、お茶や牛乳・栄養食・オレンジジュースなど様々な食品に手軽にとろみがつけられるのが特徴。
同社は昨年、とろみ調整食品の大袋容器を使用している介護者を対象に調査を行ったが、現状の大袋容器に対して「ジッパーの開け閉めがしにくい」を筆頭に、「容器が大きくて置き場所に困る」「計量がしづらい」「他の容器への移し替えが手間」などの不満点を抱えていることが分かった。そして、これらの不満を解消したボックス容器の使用について聞くと、「非常に使いたい」「使いたい」を合わせ、約8割と高い使用意向が獲得できたという。
新発売の「明治かんたんトロメイクらくらくBOX」は、内容量500gで、[1]ワンプッシュ開封できる[2]取り出し口が広く使いやすい[3]倒れにくく安定感がある容器で、移し替え不要なのでそのまま収納できる[4]付属スプーンですりきり計量ができ、使用量も分かりやすい――等が特徴で、税別希望小売価格2580円。
新たに同品が加わり「明治かんたんトロメイク」シリーズは、スティックタイプ2品(2.5g×10包、50包)、900g入り大袋と合わせ、4種類のラインナップでの展開となった。