東京都は6月23日、親子連れで賑わう東京水道橋の東京ドームシティラクーアで「6.26国際麻薬乱用撲滅デー」都民の集いを開いた。「STOP!薬物乱用―断る勇気」を掲げたイベントで、あいさつした都福祉保健局の内藤淳局長は「都は違法薬物を社会から一掃するため、各種イベントを行ってきている。きょうをきっかけに違法薬物にはどういったものがあるのか、違法薬物は危険なものという認識を新たにしていただきたい」と集まった人たちに訴えた。
最近の違法薬物犯罪情勢については、ここ数年は横ばい状態で推移をしているが、昨年は特に大麻事犯の検挙者が3578人と過去最高となり、30歳未満の若年者が検挙者の半数を超えるなど、若年層の薬物乱用が深刻な状況にある。
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