大阪府薬剤師会の藤垣哲彦会長は19日の定例記者会見で、大阪府や大阪市の来年度予算の編成に向けて、学校環境衛生基準に基づく各種検査の完全実施に対する助成などを要望する考えを明らかにした。
学校薬剤師は、教室の換気や採光、飲料水やプールの水質、ネズミや衛生害虫など学校における様々な環境衛生について、基準に達しているかどうかを検査し、適切な環境を維持する役割を担っている。大阪府薬は、学校薬剤師による各種検査の完全実施に取り組んでおり、藤垣氏は「活動に必要な検査キットや検査機器の費用の助成を行政に求めていきたい」と語った。
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