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日本新薬は8日から、子宮内膜症に伴う月経困難症治療剤「ルナベル配合錠」の販売を開始した。日本で初めてこの適応症を取得した治療用低用量ピル製剤。ピーク時に20億円の売上高を見込んでいる。
同剤は、ノーベルファーマが開発し承認を取得したもの。国内では日本新薬と富士製薬工業が併売する。
海外では、同症に対する第一選択薬として低用量ピル製剤が広く用いられているが、国内ではこれまでこの適応症は承認されていなかった。同症に苦しむ女性は非常に多く、痛みによって仕事に行けなかったり、家事ができなかったりするなどの問題があったという。