ドラッグストアMD研究会と健康食品市場創造研究会の合同セミナーが都内で開かれ、その中で業界初のRFID(電子タグ)実証実験結果について、日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)、ウエルシアホールディングス(HD)、経済産業省から報告された。
RFIDの実証実験は、今年2月にウエルシア千代田御茶ノ水店、ココカラファイン清澄白河店、ツルハドラッグ目黒中根店で実施されたもの。ウエルシアHDではタバコ、新聞、雑誌を除く約2万点の商品を対象にRFIDの貼付作業、販売(レジ精算)、棚卸・在庫確認を行い、ココカラファインでは約460点、ツルハドラッグでは約500点を対象に検品、販売(レジ精算、ココカラファインではレジ決済も実施)を行った。
検品・棚卸の効率化についての実験結果では、▽ウエルシアHDが棚卸時間80%短縮▽ココカラファインが検品時間77%短縮▽ツルハドラッグが検品時間81%短縮――となった。
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