日本医療薬学会は近く、学術第一小委員会が策定した「医療現場における薬物相互作用へのかかわり方ガイド」を同学会のウェブサイトで公開する。医療現場で薬物相互作用の評価を行う上で薬剤師が把握すべきことを23項目のQ&Aでまとめたもの。薬物相互作用の種類、回避やマネジメントの考え方、腎機能低下者での注意点などを具体的に解説している。
同ガイドのQ&Aは、▽薬物相互作用の種類にはどのようなものがあるか▽CYPの阻害・誘導による薬物動態変化の程度をどのように評価するか▽代謝酵素以外の薬物相互作用は臨床上問題となり得るか▽薬物相互作用の回避とマネジメントをどのように考えるか▽腎機能低下者での注意点▽注意すべき飲料▽有害事象自発報告システムにおける報告バイアス▽症例報告を行う際のポイント▽薬物相互作用の調査研究に用いることが可能なデータの種類と特徴――など23項目で構成されている。
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