
根津孝一幹事長
日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)政治連盟の根津孝一幹事長は11月28日、都内で開催された同政治連盟主催の特別講演で政策要望に言及。スイッチOTC化の促進、OTC類似薬の保険適用除外などの実現を訴えた。根津氏は「規制改革推進会議がスイッチOTC推進を重点テーマに位置づけたことを一つの転機にしたい」と述べ、OTC類似薬の保険適用除外についても「保険財政の膨張に歯止めをかける手段」と強調。国民負担の軽減に努めていく考えを示した。
同連盟の政策要望のうち、スイッチOTC化の促進に関して根津氏は、「医療用医薬品のOTC化はセルフメディケーション実施における選択の幅を広げ、国民により効果を発揮する医薬品を提供できる施策であり、医療財政上からも有効な手段。厚生労働省もスイッチOTC化に向けて様々な提案をしているが、大きな壁に阻まれて進んでいない」と指摘。
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