
田辺三菱製薬の次期社長に4月1日付で就任予定の上野裕明氏(取締役常務執行役員)は19日、大阪市内で開いた記者懇談会で、三菱ケミカルホールディングス傘下の各事業会社間のシナジー検討状況について説明。事業、基盤インフラ、コーポレート機能の三つの領域に分けて検討を進めているとした。
親会社の三菱ケミカルHDは、2030年の企業像を反映した次期中期経営計画を策定中で、ヘルスケア領域については、3月2日に完全子会社化が成立する田辺三菱製薬を中核に、三菱ケミカル、生命科学インスティテュート、大陽日酸の各事業者間のシナジー効果を検討して盛り込まれる予定である。
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