アインホールディングスとメディパルホールディングスは、医薬品の最適な在庫管理や納品・検品の大幅削減などに向け、新たな医薬品流通モデルを構築するためのトライアル実施に合意したと発表した。両社は、卸の物流機能と保険薬局の店舗サービスにおけるノウハウと強みを生かし、CO2削減や生産性向上に関する新たな流通モデルを構築することで、卸と保険薬局の双方にとって効率的で働きやすい事業環境の実現を目指す。今月中旬から東京都、埼玉県内のアイン薬局7店舗で開始する予定である。
地球温暖化による気候変動が全世界的な課題となる一方、国内では人生100年時代の到来、少子高齢化による働き手の減少、社会保障財政の逼迫、働き方改革の推進など課題が山積しており、企業が行う事業活動においてもSDGs(持続可能な開発目標)の意識と行動が求められてきている。
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