大阪薬科大学の学生と教職員が連携して企画したオンラインでの病院合同説明会が6、7の両日に開かれた。38病院の薬剤師がウェブ会議システム「Zoom」を通じて、自施設の特徴や求人内容を就職活動中の薬学生に伝え、質疑にも応じた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各大学で開催予定だった就職説明会は軒並み中止に追い込まれている。こうした状況に機敏に対応した学生からの発案に大学側が柔軟に応じ、今回の企画が実現した。オンライン説明会は他にも開かれている。新型コロナウイルスの感染収束にメドが立たない中、今後ウェブでの開催が増えそうだ。
オンライン合同説明会は、2日間にわたって各日の正午から午後5時頃まで開かれた。病院薬剤師はそれぞれの職場から、パソコンやスマートフォンの画面越しにスライドなどを提示。自施設の特徴や職場環境、求人内容などを学生に伝えた。パワーポイントで作成した資料を提示する病院が多かったが、調剤室で働く薬剤師の様子を背景に映しながら説明したり、事前に作成した動画を使って説明する病院もあった。
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