日本赤十字社は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2月半ばからの2カ月間に実施予定だった献血の中止件数が約1830件に上ることを公表した。献血に協力する企業・団体が外出自粛を決めたことなどが影響しており、特に今月中旬に1日当たりの辞退件数が多い傾向が見られた。日赤は、社会に必要不可欠な事業であることや感染予防対策を徹底して安全な環境を保っていることなどを協力団体に説明する方針。
日赤によると、感染拡大を受けた外出自粛などの影響で、2月15日~今月19日に実施予定だった献血について、協力団体から計1829件の協力辞退の申し出があった。6月までの実施予定分を含めると計3063件となった。
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