宝島社が保有する北欧デザインのブランド「kippis(キッピス)」は、ウエルシアホールデングスと共同でkippisのオリジナル柄を使用したエコバッグ2種類を発売した。「kippis大きいエコバッグ」(ウマ、ヒツジ柄)と「同買い物かご用保冷エコバッグ」(しろくま、ゾウ柄)で、ウエルシアHDが全国に展開する約2000店舗で販売している。
kippisは、宝島社が2012年にスタートしたライフスタイルブランド。北欧在住のデザイナーが描く自然や暮らしをモチーフにした温かみのある柄が特徴。これまでも、生活の中でデザインを楽しむという理念を通して企業と商品の共同開発を行い、服飾や手芸用品、シャンプー、コーヒー、食品などを販売してきた。
ウエルシアとの共同企画は、17年のライオン「Magica」のウエルシア限定ボトル、19年のエコバッグに続き3度目。今回の保冷バッグ発売はウエルシアでは初の取り組みで、ウエルシアで販売するエコバッグの中でも大型サイズになる。
ウエルシアHDは、「2025年までにプラスチック製のレジ袋全廃宣言!」をし、7月からスタートするプラ製レジ袋の有料義務化に先駆け、4月から先行してレジ袋を有料化した。そのタイミングに合わせて今回、昨年好評だった宝島社との共同開発エコバッグの第2弾として発売した。
バッグ生地には、ペットボトルを再生した素材を使用してエコマークを取得するなど、地球環境にも配慮して開発されている。