大塚製薬工場は、経口・経管両用の経腸栄養剤「イノラス配合経腸用液」の新フレーバーであるコーヒーフレーバー、いちごフレーバーを8月3日に新発売する。
イノラスは、少量で効率的に栄養素やエネルギーを補給することを目的に、最新の栄養学的知見に基づき設計した高濃度(1.6kcal/mL)の半消化態経腸栄養剤。微量栄養素であるカルニチンやコリンを配合し、日本人の食事摂取基準に規定された1日に必要なビタミン・微量元素の推奨量・目安量の約3分の1を充足できるように設計されている。
これまで同社は、ヨーグルトフレーバー、りんごフレーバーの2種類の風味を販売していたが、今回の新発売により合計4種類となったことで、患者の好みに合わせて使用するための選択肢を拡大させ、服薬アドヒアランス向上につなげる。