厚生労働省は16日、中外製薬の抗癌剤「ベバシズマブ(遺伝子組み換え)」(販売名:アバスチン点滴静注用)と同剤のバイオ後続品4品目、第一三共のアルツハイマー型認知症治療剤「メマンチン塩酸塩」(メマリー錠、同OD錠、同ドライシロップ)と同剤の後発品について、添付文書の「使用上の注意」を改訂するよう製造販売業者に指示した。
ベバシズマブ(遺伝子組み換え)で改訂対象となるのは、中外製薬の「アバスチン点滴静注用100mg/4mL、同400mg/16mL」、同剤のバイオ後続品であるファイザーの「ベバシズマブBS点滴静注100mg『ファイザー』、同400mg『ファイザー』」、第一三共の「ベバシズマブBS点滴静注100mg『第一三共』、同400mg『第一三共』」。これら品目について、「重大な副作用」の項目に動脈解離を追記する。
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