初後発18成分は最多
厚生労働省はきょう19日、後発品415品目を薬価基準に収載する。初の後発品収載は、アルツハイマー型認知症治療薬「メマンチン塩酸塩」(先発品:メマリー=第一三共)など18成分292品目。初後発品の18成分収載は2009年5月以降、最多となる。新規収載希望が10品目を超えた内用薬を先発品の「0.4がけ」とするルールは5成分6規格108品目に適用され、先発品メーカーから特許使用の許可を得て後発品として発売するオーソライズドジェネリック(AG)の収載は、初後発に限ると「セレコキシブ」(セレコックス=アステラス製薬)、「エゼチミブ」(ゼチーア=MSD)など6成分10規格13品目が収載される。
今回、薬価収載の希望品目は487品目だったが、安定供給上の不安や採算上の理由などにより72品目が取り下げられ、最終的に65社の73成分130規格415品目が収載された。
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