武田コンシューマーヘルスケアは、沖縄県石垣島産のユーグレナを含有した「緑の習慣」シリーズから「緑の習慣大麦若葉・ケール」など2製品を新発売した。海外展開を見据えた製品開発は今回が初めての試みで、年内に中国市場への展開を目指している。
海外市場における「緑の習慣」シリーズは、日本向けに開発した製品を海外向けのパッケージなどに変更して、マカオと香港で販売してきた。今回発売した2製品については、開発段階から原材料の選択や味、剤型、パッケージを、日本と中国の両国で受け入れられるよう開発した。
シリーズの特徴であるユーグレナには、野菜や魚、肉などに含まれるビタミンやミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸といった栄養素のほか、特有の食物繊維である「パラミロン」が含まれている。
「緑の習慣大麦若葉・ケール」は、ユーグレナに加え、栄養価に優れた2種の国産野菜(大麦若葉、ケール)を配合。溶かして飲む粉末タイプの健康補助食品となっている。メーカー希望小売価格(本体価格)は、10包入りが1480円で、30包入りが3980円。
また、新発売した「緑の習慣ビフィズス菌」はユーグレナにヒト由来のお腹に優しいビフィズス菌(BR-108)を配合した顆粒タイプの健康補助食品。水がなくても飲むことができる。
メーカー希望小売価格(本体価格)は、10包入りが1680円で、30包入りが4580円。いずれも1日1~3包が目安となっている。2018年度の同シリーズの国内売上高は28億円。