◆今月に入り、全国的に梅雨が明けた。例年のこの時期は、帰省や旅行の計画で心を躍らせる人も多いだろう。だが、今年は新型コロナウイルス感染症が夏の風景を一変させてしまった。炎天下でも多くの人がマスクを着用する状況も初めてで、熱中症が懸念される
◆マスクをめぐっては、政府が消毒液と共に転売規制を解除する方針を示した。供給量の増加を理由としているが、入手困難の一因だった転売の取り締まりは国民から歓迎されていただけに、対応を疑問視する声は多い
◆一日当たりの新規感染者数が1000人を超える状況が続く中、不安や政府の施策への不満が蓄積しているように見える。未知のウイルスへの対応は暗中模索であることは理解できるが、トップから今後の見通しを国民に分かりやすく伝える必要があるだろう
◆ワクチン供給の予定が具体的になるなど明るい話題が出始めた一方、長期戦は避けられない様相だけに、継続的に意思疎通を図って問題が大きくなる前に先手を打ち、解消することが求められている。
継続的に意思疎通を
2020年08月05日 (水)
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