田辺三菱製薬は1日、京都大学と国立精神・神経医療研究センター(NCNP)が開発したうつ病治療用のスマートフォンアプリ「こころアプリ」の国内における独占的開発・販売権を取得したと発表した。医療機器として2025年度までに実用化したい考えで、今年度中に臨床試験を始める計画。順調に開発が進めば、日本で初めてのうつ病治療用アプリとなる見込み。
アプリは、京大とNCNPが精神療法の一つの認知行動療法をベースに開発した。精神科医らとの対話などを通じて、自分の認知パターンやゆがみを修正する対面セッションの治療プログラムをモデルとして設計されている。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。