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住友スリーエムは、医療衛生用品の「ネクスケア」シリーズから、口元空間の確保と天然素材のコットンやシルクの保湿性により、のどや鼻を乾燥から守る就寝用マスク「“夜に快適仕様”NMY2」のほか、咳エチケット用にも最適な病院仕様のマスク「プロ仕様ふつうサイズ(5枚入り)」「プロ仕様小さめサイズ(5枚入り)」の、高機能マスク各種を新発売した。
秋口から冬場にかけて、空気が乾燥して湿度が低くなると、のどや鼻の粘膜表面にある繊毛の動きが弱くなる。その結果、ウイルスや細菌が付着したホコリなどの異物がうまく排出できなくなり、のどが痛くなったり、かぜをひきやすくなる。特に、夜間にのどや鼻を乾燥から守ろうと、マスクを着用する人が増えており、同社がマスクユーザーに行った調査でも、約半数が「就寝時にマスクを着用したことがある」と回答したという。
一般的な花粉・かぜ対策マスクの夜間着用に対しては、呼吸のための口元空間の確保や、耳が痛い・外れやすい・重い・感触が気になるといった不満点が指摘されていた。そこで新たに開発したのが、「ネクスケアマスク“夜に快適仕様”NMY2」。昼と夜の生理的な違いを考慮しつつ、呼吸・感触・フィット性という三つの視点から、就寝用マスクの必要構造を設計した。
就寝時は呼吸が浅くなるため、通気性の優れた素材を使用した。口元側の天然素材コットン&シルク不織布が、就寝中の口元の湿度を適度に保湿し、のどと鼻を乾燥から守る。さらに、新形状の空間プリーツと空間キーパーにより、口元をしっかり確保し、内側の柔らかいコットン&シルクの素材が、肌触りよく顔を包み込む。フィット性の高いノーズフィッターと、柔らかく幅広の耳ひもを採用し、マスクがずれたり、耳が痛くならない。2枚入り、オープン価格。
一方、花粉対策に加えて、インフルエンザに罹患したり、かぜをひいた際などに最適なのが、「ネクスケアマスク・プロ仕様ふつうサイズ(5枚入り)」と「同小さめサイズ(5枚入り)」
高密度静電フィルターによるプリーツタイプのマスクで、米国FDAのサージカルマスク(外科手術用マスク)ガイドラインに基づいて開発された。緻密な不織布構造と静電気により、外からの花粉・ウイルス飛沫は、PFE(微粒子捕集効率)95%でカットすると共に、着用者自身の咳・くしゃみに含まれるウイルスの拡散を、BFE(細菌捕集効率)99%で低減する。
新プリーツ形状で呼吸がしやすく、固定性に優れたノーズフィッターにより、鼻にぴったりフィットする。内側上辺のくもりガードシートにより、眼鏡が曇りにくく、幅広の耳ひもはラテックスフリー素材で、長時間の着用でも快適。普通サイズは横幅175mm×90mm、小さめサイズは145mm×90mm。価格はいずれもオープン。