
佐藤製薬は、独自の強化処方による症状特化型のかぜ薬「ストナEX」シリーズとして、つらいのどの痛み・発熱などかぜの諸症状に効く「ストナアイビージェルEX」とつらいせき・たんなどかぜの諸症状に効く「ストナプラスジェルEX」(いずれも指定第2類医薬品)を新発売した。
「ストナアイビージェルEX」は、のどの痛み・発熱などを引き起こす発痛物質のブラジキニンや発痛増強物質のプロスタグランジンを効果的に抑えるトラネキサム酸とイブプロフェンを配合。つらいのどの痛み・発熱など、かぜの諸症状に優れた効果を表す。
また、独自の強化処方として、市販のかぜ薬で最大量となるイブプロフェン600mgを配合しており、臨床試験によってかぜの諸症状に対する優れた有効性が確認されたかぜ薬となっている。

一方、「ストナプラスジェルEX」は、医療用で汎用される2種類の去痰成分L-カルボシステインとブロムヘキシン塩酸塩を含む5種類の鎮咳去痰成分を配合し、つらいせき・たんを伴うかぜに優れた効果を発揮する。
L-カルボシステインとブロムヘキシン塩酸塩の作用により、気道粘液の分泌を正常化し、粘稠なたんの流動性を高めて排出を促すと共に、ジヒドロコデインリン酸塩とノスカピンがオピオイド受容体とシグマ受容体に作用し、つらいせきを鎮める。
かぜで消耗しやすいビタミンB2、柑橘類の皮や袋などに多く含まれるビタミンPの一種であるヘスペリジンを新配合。つらいかぜの諸症状の回復をサポートする。
同社は昨年、鼻症状特化型のかぜ薬「ストナジェルサイナスEX」を発売。これに加えて今回、「ストナアイビージェルEX」および「ストナプラスジェルEX」を発売することで、症状特化型処方と有効成分が素早く溶ける液体inカプセルが特徴の「ストナEX」シリーズが完成した。
2020年のかぜシーズンには、ブランドアンバサダーを務める浅田真央が出演する新テレビCMの放映を予定。CMでは浅田真央が日本中に元気を届けるダンスを披露すると共に、症状特化型のかぜ薬「ストナEX」シリーズの特徴をアピールしていく。
価格(税抜き)はいずれも、12カプセルで1400円、24カプセルで2100円。