沢井製薬の澤井健造社長は23日、ウェブ上で開いた記者懇談会で、来年度からスタートする新中期経営計画と共に、10年先を見据えた長期ビジョンを策定中であることを明らかにした。その中で、ポスト80%や中間年薬価改定を見込み、沢井製薬としての方向性を打ち出していく考えを示した。
同社は、コアビジネスとしてのジェネリック事業を中心に据えつつ、様々な相乗効果が得られる事業や企業との連携も視野に入れる。ヘルスケア領域などの新規事業や、現在取り組んでいる希少疾患治療薬の開発の方向性などについても新たな中計で示していく構えである。
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