サンファーマは、乾癬治療剤「イルミア皮下注100mgシリンジ」(一般名:チルドラキズマブ)を新発売した。同社にとって国内初上市の新薬となる。
イルミアは、インターロイキン(IL)-23のp19サブユニットに選択的に結合し、相互作用を阻害することによって、炎症性サイトカインとケモカインの遊離を抑制するヒト化IgG1/kモノクロナール抗体。既存治療で効果不十分な尋常性乾癬を効能・効果としている。1回100mgを初回と4週後、それ以降は12週間隔で皮下投与する。
同社は、1月にポーラファルマを吸収合併して複数の製品を販売しているが、サンファーマとして国内市場への新薬上市は今回が初めてとなる。