日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の池野隆光会長は16日の定例会見で、緊急避妊薬の取り扱いに関して、内閣府の専門調査会が処方箋なしでの薬局購入を検討していることに言及。「早く一般に購入できるようにしていくことが最も大切」との考えを強調。「望まない妊娠を避けるという点でも、普及させるためのハードルを下げていくことが重要」と述べた。
緊急避妊薬の取り扱いをめぐっては、内閣府の専門調査会が「専門研修を受けた薬剤師が十分に説明した上で、対面で服用させることを条件に処方箋なしに利用できるよう検討する」との基本的な考え方を示している。これを受け、田村憲久厚生労働相は、記者会見で「薬剤師に対する研修の実施状況などを踏まえ、どうあるべきかは厚労省が判断する」とした。
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